大学保健室監修 健康応援バランス弁当
7月の学長ブログにおいて、コロナ禍の食生活が少しでも良くなるように、栄養価が高く、安価なTGランチについて紹介した。おかげさまで、TGランチは、3キャンパスにおいて学生が列をなして買い求めるので、現在数量を増やして対応している。さて、今日は、栄養価という点に関してさらに意識を高めるために、販売された大学保健室監修の健康応援バランス弁当についてである。
(保健室監修ということもあって、啓蒙的な色彩が強い。こちらは弁当購入者に手渡されるパンフレット)
実は、その弁当、学長室に届いたので、完食させていただいた。こちらの方は、すでに第1弾が完売となり、第2弾が12月7日と14日の2日間限定の弁当ということで、広がりという点においてはこれからであるが、「主食」の十六穀米、ひじきご飯、白米、「主菜」の魚や肉と卵、「副菜」の野菜や海藻類がバランスよく並んでいて美味。それに色彩豊かで、塩分控えめという申し分のなさである。価格は680円と高いが、本学の学生には、大学後援会からの援助によって340円で売られた。
(9品が楽しめる彩り御前。十六穀米と鶏むね肉のハーブ焼きはとくに美味)
私自身、反省をこめて告白すると、せめて食べ物ぐらいは自由にと欲するがまま、瘦せるために主食を除いてみたり、本能的な食感を求めて、塩分や糖分、脂肪分の多い主菜のみを食べて、副菜を顧みることがなかったり、栄養バランス感覚はきわめて乏しいことを改めて噛みしめることができた。今回、大学保健室とコラボした「土樋パン製作所」(株式会社クロールアップ、本社仙台)は、地産地消を目指し、フードロスについても先進的な取り組みをしている。この点において、保健室のみならず、自然環境保護とSDGs(持続可能な開発目標)を掲げる学生たちとの更なるコラボがあるのではないかと期待している。
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