クリスマス・イルミネーション点灯式
来週からクリスマスの到来を告げるアドベント(待降節)に入る。11月26日の17時に、大学では初めての開催であるが、クリスマス・イルミネーション点灯式が土樋キャンパスのホーイ記念館前で行われた。昨年度榴ケ岡高等学校で始まった点灯式が、今年度は大学のみならず、東北学院中学高等学校でも開催されるので、学院の設置各校において同日一斉開催となる。
(三角アーチの脇門から見た本館。今年、J.H.モーガン設計の二つの脇門を含む正門が国の有形文化財に登録された)
木枯らしの季節、夜の帳が下りるのが早く、17時にはすでに闇夜に包まれようとしていた。そのようなとき、イエス・キリストの御降誕を祝うべく、カウント・ダウンの掛け声と共に、キャンパスの建物を飾るイルミネーションに光を灯すことで、このイベントに参加した学生、教職員の心にも光を灯すことになってくれればと願う次第である。
(ホーイ記念館前での点灯宣言。カウントダウンは参加者一同の掛け声で)
この2年近くの間、オリエンテーションキャンプ、青山学院大学・北海学園大学定期戦は中止、学園祭もオンラインもしくは、学内者限定となり、行事はことごとく中止もしくは制限されてきた。初回とはいえ、コロナ禍のなか、イルミネーション点灯式も小規模での実施である。南アフリカからは新変異株の知らせが届いているが、行く行くは仙台市民にもクリスマスの到来を告げ知らせるような初冬の一大風物詩としてこのイベントを育てていきたい。
(1926年竣工の本館と、1932年竣工のラーハウザー記念東北学院礼拝堂。いずれもJ.H.モーガンの設計で、すでに国の有形文化財に登録されている)