東北学院幼稚園のクリスマス

仙台にも小雪が舞うような寒さとなった今日は、院長として、東北学院幼稚園のクリスマスに出席した。クリスマス礼拝の中で、年長組が全員で聖誕劇を演じるのを私自身も楽しみにしていたからである。

期待していた以上に、年長組の園児たちは、イエス・キリストの誕生物語を見事に演じてくれた。園児全員がそれぞれの登場人物を、自信をもって、大きな声で、精一杯演じていた。これは、セリフを暗記するとかいうレベルの問題ではなく、音楽と同時に反応して、仲間とともに共演することができる人格(人間性・人柄)を園児たちがそれぞれ心の内面において培ってきたからではないだろうか。

(院長挨拶、向かって左手が島内園長、右手が野村大学宗教部長)

 

実は、私は4月にも入園式で挨拶をした。その時の印象は、これまで幼児教育を経験したことのない入園児たちのなんとも身勝手な行動であった。入園式当日の園児たちは、身体をくねくねと動かし、なかには、席を離れて走り回る者もでる有様であった。人間の成長にとって教育はいかに重要なものであり、とりわけ、個々人の内面において、第一のものを第一として、他者を尊重しながら共に行動することのできる人格(人間性・人柄)を形成することは、いかに大切であるかを、教育の第一歩である幼児教育において特に実感するのである。

(天使が羊飼いにイエス・キリストの誕生を告げるシーン)

 

東北学院は、小学校こそ設置していないが、幼稚園から始まって、中学、高校、大学、大学院を設置し、「キリスト教による人格教育」を建学の精神として普通教育を施す学校法人である。幼児教育ほど顕著ではないが、中等教育、高等教育においても、建学の精神を通じて、生徒や学生の内面において、他者を尊重しながら共に行動することのできる人格(人間性・人柄)を培うことを教育の目標に掲げている。

(保護者代表からいただいた素敵なクリスマス・カード)

 

最後に、コロナ禍の中でのクリスマスとなり、保護者を1名だけに入場制限して、保護者の皆様にはご不自由をおかけした。礼拝終了後には、親子のクリスマスプレゼントの交換があるという。ご家庭においても、今日の感動を分かち合い、コロナ禍の中の闇夜を照らす光の到来をお祝いしていただきたい。

メリークリスマス。クリスマスおめでとうございます。

 

「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国にはいることはできない」(マタイによる福音書18章3節)。