第77回対青山学院大学総合定期戦
本学学生活動の初夏の風物詩である総合定期戦が開幕した。その先陣を切って第77回対青山学院大学総合定期戦は、5月末だというのに蒸し暑い青山学院大学の渋谷キャンパス、町田、相模原のグラウンドを会場に開催された。仙台の初夏は「やませ」を思わせるほど寒い日もあったので、東京駅に着いたさいに本能的に暑さの中の戦いは本学の学生にとってかなり厳しいのではと直感した。案の定、2日間の試合において、10種目中なんと9種目が敗北、わずかにフェンシング男子のみが勝利する結果となった。
(フェンシング部の創部は本学の方が若干早い。最初のエペでは敗れたが、フルーレとサーブルで勝利した。部員が少ないながらも、いいチーム作りをしているように思えた)
77回を重ねている東北学院大学・青山学院大学の総合定期戦は、覇を競い合うだけではなく、お互いが相互切磋する教育の場でもある。私も相模原グランドでラグビーを観戦したが、ワンサイド・ゲームとなってしまった。関東大学ラグビー対抗戦Aグループの常連校として、名だたる強豪校を相手に凌ぎを削ずる青山学院大学と、いまやラグビーの後進地帯と化してしまった東北地方でわずかな大学相手に試合をしている本学では、力の差は歴然と言えるかもしれない。しかしながら、試合を観戦する限り、圧倒している青山学院大学に奢り高ぶった態度は伺われず、劣勢に置かれた本学ラグビー部においても、タックル等闘志において見劣りすることはなかった。それがラグビーにおけるフェアプレーであり、これまで長い間培われてきた両校の友情と信頼なのだと感じた次第である。
(パスで繋ごうとしたが、相手にタックルされ、ターンオーバーされるシーンが多かった。フットボールである。相手後方に蹴り込み、流れを変えるシーンを期待したい)
これで、総合成績は、本学28勝、青山学院大学47勝となった。東北学院大学体育会は、今回の敗北から、「かん難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生み出す」というローマ信徒への手紙第5章3節を心の糧として、希望に向かって再出発してほしい。
(満面の笑顔で優勝杯を手渡す青山学院大学稲積宏誠学長)


