前期入試志願者増に転じる

前期入試志願者増に転じる

遅ればせながら明けましておめでとうございます。年末のクリスマス行事が立て込んでおり、筆を休ませてもらいました。さて、2026年という年は、東北学院が創立140周年を迎える年である。創立150周年に当たる2036年を目途にTG Grand Vision150 という中長期計画を策定・実行中の本院にとって、140周年は通過点にすぎないが、設置校の東北学院高校と東北学院榴ケ岡高校の野球部の記念試合の他、10月のホームカミングの当日にいくつかの記念行事を予定している。それらを紹介してみると、150年史の編纂事業を開始し、写真資料の蓄積のある史資料センターからは東北学院デジタルアーカイブの公開、東北学院には正式なマスコットキャラクターがいませんでしたが、学生部による学生公募の聖書に根差した公認マスコットキャラクターの発表、そして各設置校の学生・生徒によるアントレプレナーシップによる課題解決のコンテストなどである。

(広瀬川の小白鳥。昨年12月早々にシベリアから飛来し、3月中には飛び立つが、暑い夏を過ごす留鳥も1、2羽見られる)

 

ところで、18歳人口は2040年には現在より20パーセント以上下降する。人口減による私立大学の生き残りは山場を迎えている。特に少子化が日本で一番顕著な地域が東北であり、東北学院大学もその例外ではない。2023年に都心型ワンキャンパスを実現し、新設4学部を設置した。その前年に入試改革もあり8千人台から1万1千人台へと志願者を大幅に伸ばしたが、この3年間は横ばい、微減が続き、首都圏の私立大学とは異なり、東北地区の大学としての厳しさを経験してきた。しかしながら、昨日締め切られた志願者の速報値によれば、2月1日から始まる前期入試の志願者は微々たる数だが、ようやく増加に転じたとのことである。

(大年寺山の散歩コースで偶然見かけた雪中椿。真冬だというのに仙台市内もクマ出没情報が流れる中、このところ大年寺山は歩いていない)

 

じつは昨年リクルート進学総研の高校生へのアンケート調査において、東北地区で一番志願したい大学の第一位を頂戴したので、期待はしていたが、嬉しさを実感している。内訳は一般入試は減少、大学入学共通テストは増加、そして3年前から導入した東日本スカラシップ入試は増加、分野別では人文社会系学部志願者の増加、理系学部の志願者の減少と、さらに分析・対応しなければならないが、本学の教育・研究が理解され、多くの受験生から「選ばれる大学」になることは、学長冥利に尽る。明日から、大学入学共通テストである。受験生の健康と健闘を祈り、新しい年の歩みを進めていきたい。本年もよろしくお願いします。