産学官連携デジタル基礎講座開講
未来の扉センターで、来年度より本学で開講される産学連携講座の共同記者会見が行われた。このデジタル基礎講座は、全学部の学生が受講できるTGベーシック科目ながら、30名から40名の小規模で開講される「課題探究演習」であり、後期の15回を本学の教員、地域のデジタル企業から出講する実務家講師が教える実践的なリレー講義である。
(産学官連携を代表して冒頭の挨拶。私の右は、東北地域情報サービス産業懇談会八代浩久会長、その右は、東北経済産業局地域経済部古谷野義之部長、私の左は、みやぎものづくりカレッジ白幡洋一学長、その左は、宮城県企画部梶村和秀部長)
この講座は、本学、東北経済産業局、宮城県企画部、東北地域情報サービス産業懇談会(TISA)、みやぎものづくりカレッジの産学官連携により企画され、受講学生たちに、机上の知識よりは、現実社会におけるデジタル技術の役割、課題解決の方途、デジタル社会の未来を知ってもらうために開講するものである。
(デジタル基礎講座の授業内容を紹介する岩谷幸雄工学部長、モニター画面はAIで作成した未来探究科学部のポスター)
本学は近年、デジタル革命による急速な変化に対応すべく、カリキュラム改革、文理融合に努め、本学学生に未来社会の担い手たる教育・研究を施してきた。コロナ禍の最中に、PC必携のBYODを実現し、2022年度にMDASH(文部科学省数理・データサイエンス・AI教育プログラム)リテラシーレベルの認定を受け、2023年度に情報学部データサイエンス学科を開設、今年度は大学院経済学研究科に経済・データサイエンス専攻を開設、もう一段高いグレードのMDASHである応用基礎レベルの認定を受け、来年度は、この産学官連携講座を開講し、再来年度は新学部である未来探究科学部デジタル構想学科の設置を構想中である。
(当日配布された、2027年4月に設置構想中の新学部未来探究科学部デジタル構想学科のパンフレット)
もちろん、すべての学生がデジタル技術に通じているわけではない。それでも、7割の学生が生成AIについての講義を受講し、学生たちの関心は高い。本学は1学年に2700名ほどが在籍し、東北の企業や自治体に就職するものが約半数、おもに首都圏の企業に就職するが、仕事で東北と関係するものを含めると実に6、7割の学生が東北6県に残ることになる。デジタル技術を大いに学ぶことによって、人口減、少子高齢化、過疎化、産業の振興、自然保護という東北の課題解決に務め、楽しく豊かな人間社会を実現してもらいたい。


