「年内入試」合格者オリエンテーション

「年内入試」合格者オリエンテーション

新年を迎え、東北地方の日本海側における豪雪被害が深刻である。被害に遭った方々に心よりお見舞いを申しあげるともに、学費減免等、実家が被災した学生の就学保障に努めていきたい。

(冒頭挨拶をする中村高等教育開発室長、講壇でPCを調整しているのは齋藤渉同副室長、三浦拓也総務部課長補佐)

 

さて、大学入学共通テスト、一般入試が間近に迫った時期である。これらの入試の受験生にとってはラストスパートの時期だが、他方で、すでに合格を決めた総合型選抜入試や学校推薦型選抜入試、いわゆる「年内入試」の合格者にとっては、大学での勉学に備えなければならない大切な時期でもある。今日は、すでに合格を決めた総合型選抜や学校推薦型入試の合格者に対するオリエンテーションを高等教育開発室(室長:中村教博教養教育センター教授)や在学生の企画により本年度より初めて実施した。

(データーサイエンス学科の自己紹介、目標設定グループワークの様子。教室でのオリエンテーションの企画進行は、国際学部1年近藤憂月さん、東海林瑠杏さん、情報学部2年浅野圭亮君、法学部4年相原悠気君など36名の運営サポーターが担当した)

 

合格者の大半が緊張した面持ちで来学。まずは押川記念ホールで高等教育開発室より、大学紹介、入学までの準備、入学前学習について説明を受けた。その後は、各学科に分かれて、在学生の運営サポーターのリードで、自己紹介、目標設定グループワーク、キャンパス見学会等に参加した。

(本学自慢の自主的な学びの施設「コラトリエ・ライブラリー」を見学する一行。運営サポーターは、4月の新入生歓迎行事で活躍するオリエンテーション・リーダーによるピア・サポートの長い伝統に基づいて、企画や運営を担当している)

 

「年内入試」合格者にこのようなオリエンテーションの機会を付与することは大切である。というのは、高校生活と並行する合格から入学まで18歳の3分の1の時間を充実して過ごしてもらいたいからである。入学前学習を促進し、大学における学びの準備を整えつつ、他方で、学科の仲間の絆を作ることによって、これから本学を受験をする大学入学共通テストや一般入試による、いわゆる「年明け入試」の合格者に対して、4月からの仲間づくりのコアの役割を担ってくれたらと願っている。