同窓会青森支部総会懇親会・青森地区後援会

同窓会青森支部総会懇親会・青森地区後援会

週末、青森市において開催された2つ行事に参加した。同窓会青森支部(成田智典支部長)総会懇親会であり、青森地区後援会である。アップルパレス青森で開催された同窓会青森支部総会懇親会は、多士済々の参加で賑やかな集いであった。老若男女40名ほどが集まり、それぞれの近況や学生時代の想い出が語られた。青森県の東北学院同窓会には、県内にある4つの同窓会支部(青森・弘前・八戸・上十三)の代表が他支部の総会に出席する慣習があり、今回は、弘前と上十三(かみとうさん)支部の代表も出席していた。また同窓生同士は、職業や業種を越えて強い絆で結びついており、鳥インフルエンザの時やコロナ禍の時の相互援助についても話してくれた。東北学院には、地域に86、職域に124のTG会(同窓会支部)が組織されているが、大学卒業生のみならず、中高、榴ケ岡高校の卒業生も加わって卒業後も互いに励まし合い、東北という地域社会の重要な担い手集団を形成している。

(懇親会冒頭、大学の近況を報告する。右奥の白ジャケ着用の老紳士は司会者で、元青森放送の名アナウンサー大友寿郎さん。77歳の現在でもRKBラジオで朝5時からのレギュラー番組を担当している)

 

ホテル青森で開催された青森地区後援会は、大学と家庭を結ぶという後援会の出張出前版である。地区後援会は夏の間、青森地区を皮切りに、東京から札幌まで東北地方を中心に26か所で開催される。私は初回の青森地区後援会に出席するだけだが、大学からは、副学長・学部長・学科長の教員役職者、学務部、学生部、就職キャリア支援部から職員が出席して大学の近況や、学生の様子について、直接保護者に説明する機会である。今回の青森地区後援会には18組の保護者から出席申し込みがあり、私を含めて、丁寧な説明に努めた。東北学院大学は東北6県とそれぞれ就職支援協定を締結しており、地区後援会おいて県庁から地元就職のガイダンスをする講師を招くのが通例であり、仙台からのUターンを志望する学生や保護者のニーズに応えている。同窓会と後援会、東北学院の卒業生と現役生の支援組織であるが、それぞれが経糸と緯糸として地域社会を力強く織りなし、地域にある大学、地元の大学としての役割を着実に果たしていきたい。

(地区後援会の個別面談の部で、石上貫繁学生課長から説明を受ける保護者。近年どこの会場でも、ご夫婦での参加が増えている)