第69回対北海学園大学総合定期戦

第69回対北海学園大学総合定期戦

週末に2泊3日で札幌の北海学園大学に遠征してきた。第69 回対北海大学総合定期戦参加のためである。昨年仙台で2 年ぶりに規模縮小しながら総合定期戦を開催したが、本定期戦はフルスペックの大会として、18種目で覇を競い合った。

(大会会長の北海学園大学森下宏美学長。森下教授は、この4 月から学長に就任され、人口論者マルサスのすぐれた研究者である)

↓応援の様子

 

↓硬式野球 始球式

結果は、15対3で、昨年に引き続き本学の総合優勝であり、これで通算対戦成績は本学の67勝0敗となった。先月の対青山学院大学総合定期戦でも、本学は18対14と追い上げた。コロナ禍の3年間、クラスターの発生源となりやすい学生の体育会活動はなにかと制限されてきた。しかし、その制限下にあっても、感染に注意を払い、地道に練習を重ね、まずは個人の運動能力を鍛え上げ、それから団体での練習へとウエイトを移してきた学生の努力を称えたい。

(剣道は接戦であり、4対3で辛くも本学の勝利。他にも両校接戦の試合が多かったが、土壇場での頑張りが勝利を生む)

 

新型コロナウイルス感染症の拡大は一服したとはいえ、疫病に加えて、戦争、自然災害など、人間は危機と背中合わせの時代を迎えている。その中にあって、練習を放棄することなく、創意工夫を重ねながら人間の身体能力を伸ばし、チームを作り上げていくことこそ、目指すべき人間教育なのである。本年度は、本学に限らず、高校3年間のコロナ禍から解放された新入生の体育会参加者が多いという。改めて体育会活動の役割や大切さを見直す時期が来ている。

(津軽海峡の夕日。右上の陸地は北海道渡島半島、左下の陸地は青森県下北半島)