押川記念ホールでの入学式
春もうららの仙台は桜の花が満開である。4月1日に五橋キャンパス開学記念式典を了えたばかりの押川記念ホールにおいて、2023年度入学式を4回に分けて挙行した。
(記念撮影のために、看板を2か所に立てたが、いずれも長蛇の列となった)
新入生は全員アーバン・ワン・キャンパスの第一期生であり、なかでも地域総合学部、情報学部、人間科学部、国際学部に入学した新入生は、それぞれの学部の第一期生でもある。また多くの新入生にとって高校時代の3年間はコロナ禍の3年間でもあったので、感染症の広がりが下火なってきた今年度の入学式は、大きな期待と希望が溢れんばかりであった。
(保護者の方々は、新しい教室に案内して、モニターを通して入学式を観ていただいた)
私が告辞で新入生に伝えたかったことは、今回の新キャンパスの開学、校舎の新築、教学改革によって、東北学院大学がすべての新入生のために用意した3つの勉学上の仕組の利用の勧めである。第一は、「現代の読み書きソロバン」といわれているデーターサイエンスの導入科目「統計的思考の基礎」の履修の勧めであり、第二は、本学が擁する日本有数のアクティブラーニングの施設コラトリエを活用した問題解決型科目の履修の勧めであり、第三は、大学での学修成果を可視化するeポートフォリオTG-folioの活用の勧めである。まだまだ初歩的段階であるが、第一と第二は総合大学ならではの文理融合、文理横断であり、第三は「学修者本位の教育研究」のためのツールの確立である。
(聖歌隊による校歌の披露)
これからの4年間、そして大学院において、通学や生活に便利で、時間の有効活用が可能なアーバンキャンパスを活用して大いに羽ばたいてもらいたいものである。
(応援3者、すなわち、応援団・チアリーディングチーム・SWEから構成されるトレフレッチェによる応援歌の披露)