五橋キャンパス開学記念式典、地域開放プログラム

五橋キャンパス開学記念式典、地域開放プログラム

4月1日の午前中に五橋キャンパスの開学記念式典が挙行され、午後は地元若林区との協定書の締結を記念して、地域開放プログラムが開催された。新キャンパスについては、学長ブログにおいてこれまで何度も取り上げてきたが、本日をもって開学した。計画から10年、用地取得から7年、建設開始から3年の歳月を数え、新キャンパス実現のために尽力されてきた多くの方々に感謝したい。

(開学記念式典は礼拝から始まった。会場の押川記念ホールに泉キャンパスより半年かけて移設したフランス製アルフレットケルン社のパイプオルガンの荘厳な音色が響き渡った。5月18日に仙台フィルの協力のもとに開催されるこけら落としコンサートが楽しみである)

 

 

開学記念式典は、原田善教理事長、私のあいさつののち、文部科学省高等教育局長池田貴城様(大学教育・入試課長古田和之様代読)、国立大学法人東北大学総長大野英男様より祝辞を賜り、一般社団法人日本私立大学連盟事務局長坂下嬢子様、地元若林区長佐々木淳一様をはじめ、名誉教授、後援会、同窓会、近隣町内会長など340人の方々にご臨席いただいた。

(東北大学大野英男総長より祝辞をいただく。東北学院の始まりは1886年、東北大学の系譜の一つである第二高等中学校の設立は1887年。キャンパスが隣接し合う両校は、国立と私立の違いはあれ、130有余年ともに学都仙台を牽引してきた総合大学である)

 

地域開放プログラムは佐々木区長との記念撮影ののち、和やかな雰囲気のもとに、本学の卒業生のシンガーソングライターで、現在もパーソナリティとして活躍中のさとう宗幸さん、佐々木区長、私との鼎談がなされ、300名を超える市民の方々が耳を傾けてくださった。坂本泰伸地域連携センター長の絶妙な司会のもとに、宗幸さんの学生時代の想い出話を交えながら、大学の地域との共生、地域を学ぶことによる学生の成長、大学と地域との共創のための企画などについて話し合った。最後に宗幸さんがご自身の『青葉城恋歌』を祝福を込めて披露してくださり、私たちはこの名曲の美しさに酔いしれ、お開きとなった。

(さとう宗幸さんは、『青葉城恋歌』誕生についても話してくださった。学院生時代に少林寺拳法部に属していたことがあり、広瀬川河畔でよく練習していたとのことである)