新監督就任記者会見

新監督就任記者会見

東北学院大学は、体育会特別強化部に指定した硬式野球部、女子バスケットボール部に専任の監督、ヘッドコーチを招聘したが、本日はホーイ記念館において就任記者会見が行われた。

(記者会見に臨む左から、千葉智則学生部長、私、硬式野球部星孝典新監督、女子バスケットボール部相澤優子新ヘッドコーチ)

 

体育会活動は、大学教育の正課ではなく、課外活動であるが、人格教育、人間教育という意味において大きな役割を果たしている。学生は、体育会、文化団体活動において、自らの伸びしろを形成する。とりわけ、目標を設定してそのために弛みない努力を重ねること、チームにおける自分の役割を自覚し、チームのために貢献すること、目標を達成するためにデータを蒐集・分析して作戦を立て、それを実行すること、等々、教室や研究室の正課だけでは得られないような社会力や組織力、実行力を身に付けることができる。本学は、「キリスト教による人格教育」を建学の精神としており、課外活動を学生の自主性だけに任せるのではなく、優れた専門家を招聘し、より活性化して、多くの学生にそのような総合的な人間力を身に付けてもらいたいと考えている。

(新監督には学院ブルーの縦じまのユニホームを、新ヘッドコーチには、お洒落なチームウェアを贈呈した)

 

硬式野球部監督は、巨人、西武の選手、楽天のコーチを務めた星孝典氏であり、女子バスケットボール部のヘッドコーチは、Wリーグで活躍し、シャンソン化粧品の監督を務めた相澤優子氏である。2人とも本学の卒業生である。記者会見では、学生時代のことも聞かれ、星監督はプロを目指しながらも、法学の勉強にも打ち込んだこと、相澤ヘッドコーチからは、学生日本代表のキャプテンをしながら、教員免許を取得するために必死であったことが話された。来年度より、保健体育の教員免許は、新学部である人間科学部心理行動科学科において取得できる。また専任の指導者の招聘によって、硬式野球部、女子バスケットボール部はどのように変わるか、新しい東北学院大学に期待したい。

(東北福祉大学、仙台大学という強豪校の出現により、11年間優勝から遠ざかっている仙台六大学野球での優勝という目標を語る星新監督)

(全国大会におけるベストエイト進出という目標を語る相澤新ヘッドコーチ)