学院ラーメンL字街道
仙台の晩秋は、朝夕の冷え込みが日増しに深まる季節である。今日は、北国ならではの楽しみで、心身ともに温まる話題である。先日、FM仙台の人気番組Morning Brushにおいて、学院近くの荒町の様子はどうですかと聞かれたので、ラーメン店が出店しており、味のレベルは、仙台の中心街を凌駕する如くであると話した。その後、学長室の隣にある総務課の若手職員からも、この話題を学長ブログに書いてくださいとの要望である。
東北学院大学界隈のラーメン店は、土樋の大学キャンパスの周辺のL字型の道路沿いに展開している。そのL字とは、藩政時代は高級染物の町といわれ、東北大学片平キャンパスとも隣接する北目町通りを南下し、土樋の大学キャンパスに到着、そこから田町通りへと東方向に直角に曲がり、そして藩政時代は麹醸造の町として栄えた荒町商店街へ抜ける通り沿いである。私は、総称して「学院ラーメンL字街道」と名付けたい。このLは文字通り地形を表現すると同時に、学院のスクールモットーLIFE LIGHT LOVEの3つのLを思わせる。
私はこれまで、北海道ラーメン、横浜ラーメンに親しんできた。しかしながら、魚貝や鶏をベースにした爽やかなコクの仙台ラーメンの味はまた格別である。特に煮干しラーメンは青森が発祥の地であるとのことであるが、味噌ラーメン出現以前の幼少の頃の味を想い出させる。それぞれのラーメン店の味については、新キャンパス工事を傍目に見ながら「学院ラーメンL字街道」に直接足を運んで、ぜひご自身で堪能していただきたい。