創立140周年記念レーナ・マリアコンサート

創立140周年記念レーナ・マリアコンサート

音響効果の優れた押川記念ホールに「天使の歌声」が響いた。東北学院創立140周年記念行事の一環として、世界的なゴスペルシンガーであるレーナ・マリアさんのコンサートが開催され、500人を超える聴衆がその澄んだ歌声に酔いしれた。

(最近でも彼女の挑戦は続き、オンライン歌唱コースの開発や、認定カウンセリングセラピストとして資格を取得したとのことである)

 

レーナさんは、1968年スウェーデン生まれ、両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さという障害をもって生まれた。ご両親により彼女を特別扱いすることなく育てられ、足や口を使って日常の様々なことをこなす術を身につけた。3歳から始めた水泳は、18歳でナショナルチーム入りを果たしたほどである。ストックホルム音楽大学で学び、ゴスペルシンガーとして活動、日本では1991年に「ニュース・ステーション」で紹介されたことにより有名になり、1998年の長野パラリンピックの開会式において歌唱力を披露した。

(本学聖歌隊との合唱。学生たちもいい経験を積むことができた)

 

今回も、仙台での公演を前にして、若い世代にイエス・キリストの福音と希望を伝えたいという本人の側からの申し出により、急遽実現した。何度も日本や韓国、台湾などの東アジアで公演しており、仙台でも人気があり、日本についての歌や日本語による賛美の歌ごえは、長引く戦争と自然災害の頻発により、悲しみや苦しみを覚える私たちに、神の愛による慰めと慈しみを感じさせ、深い感銘を受けた一夜となった。

(ピアノの伴奏を弾いてくれた文学部総合人文学科椎名雄一郎教授)