
企業との就職懇談会
今日は関東から東北にかけて突風が吹き荒れた一日となった。夕刻江陽グランドホテルにおいて企業との就職懇談会が開催された。懇談会は、大学と企業との意思の疎通を目的として、「就職氷河期」であったバブル崩壊後の1996年以来30年間続けられており、今回は採用実績のある企業145社、244名の採用担当者の方々が出席してくださった。
(冒頭の挨拶。大勢の企業側の出席者の皆様が地域の大学を支えて下さる)
今年度は、コロナ禍からの景気の回復により学生の売り手市場となり、就職率は95.9%を数え、就職懇談会への出席者も昨年度と比べたら30%増えた。もとより東北学院大学は、地域の伝統校として、就職に強い大学である。同窓生は20万人を超え、同窓会は、地域に86支部、職域には東北地区を中心に124のTG会を数える。出身社長数のランキングにおいて、宮城県では断トツ第1位であり、東北全域においても1位、2位を争い、全国で30位である。背景には、キャリア教育の充実もさることながら、今日の就職懇談会のような熱心な取り組みも功を奏しているといえよう。
(新学部長紹介。伊鹿倉正司地域総合学部長は起業家(スタートアップ)教育にも熱心である)
私は、冒頭挨拶をし、昨今の教学改革による学部学科編成の変化を知ってもらうために、新旧学部の学部長を紹介した。早いもので、来年度は、新学部の新入生が3年生に進級し、就職活動に参加する。また、企業側の出席者100社150名以上の方々と名刺交換をして、お礼方々、よき交わりの機会をもつことができた。大学は、教育研究機関であると同時に、学生たちの未来とつながる場所でなければならない。
(武田三弘就職キャリア支援部長と司会の英文学科3年生の湯浅有紀子さん。湯浅さんはTGアナウンサー講座の受講生でもある)