4学部5学科の設置届出受理
昨日の午後2時をもって、本学が2023年度4月に予定している4学部5学科の設置届出が文部科学省によって受理された。期待と祝福をもって、ブログに記しておきたい。しかも同時に、都心にある五橋新キャンパスの供用が始まるので二重の喜びである。
(竣工待ち遠しい五橋新キャンパスに、オープンキャンパス来場者を案内する)
東北学院大学の学部構成は、戦前の旧専門学校の流れを汲む文学部と経済学部、高度経済成長期にエンジニア養成を目的に設置された多賀城市の工学部、東北地方では東北大学以外に法学部は設置されず、長らく独占的地位を保持しえた法学部、34年前に泉キャンパスが開設された1年後に設立された教養学部、そして、経済学部経営学科が学部に独立した経営学部の6学部であった。学科が独立した経営学部を除いて、33年前の教養学部以来、本学において新学部は設置されてこなかったのである。
(上から、地域コミュニティ学科、政策デザイン学科、データサイエンス学科の模擬授業)
ところが、グローバル化とIT化の進行により、世界は大きく変わり、時代の要請、地域の課題を解決するためには、これまでの様な単一の学問ではなく、複合的・学際的な学問を教育・研究することが求められている。そこで、本学の教育研究資源を活用・再編成してこの度受理されたのが、地域総合学部地域コミュニティ学科・政策デザイン学科、情報学部データサイエンス学科、人間科学部心理行動科学科、国際学部国際教養学科である。折しも、受理から一夜明けた本日は、新学部新学科の紹介に重点を置いた夏のオープンキャンパスが開催され、新しい学部学科について知ろうとする受験生が多く集まった。「新しい酒は、新しい革袋に盛るものだ」(マタイによる福音書9章17節)という聖書の言葉に立脚した新しい東北学院大学が始まろうとしている。
(上から、心理行動科学科、国際教養学科の模擬授業)